クトゥルフ神話に興味が出たら電子書籍で田辺剛さんのコミカライズ版を読むべき理由

クトゥルフ神話
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こんにちは、最近ペルソナ5 ザ・ロイヤルをクリアしたミヤドラです。ペルソナにもクトゥルー神話という単語やハスター等の邪心が出てきてうれしい限りです。今回は、最近クトゥルフ神話(TRPG)を知った方向けに、クトゥルフ(Cthulhu、クトゥルー、クルウルウ)、ラヴクラフトの世界観をより一層感じやすくなる漫画を紹介します。

クトゥルフ神話の漫画を描かせたらこの人しかいない!という田辺剛さん。最新作は画像に載っている2019年12月20日発刊の「クトゥルフの呼び声」です。ちなみに隣にあるフィギュアは、ボードゲーム「クトゥルフ ~死もまた死すべし~」に付属するクトゥルフのフィギュアです。

田辺剛さんはこれ以外にもクトゥルフ神話を題材としたコミックを多数出版しています。

何故、田辺さんのマンガがおすすめなのか

私がクトゥルフ神話自体を知ったのは這い寄れニャル子さんがアニメでやっていたころでして、その頃はまだアニメのOPテーマで聞くキーワードが独特で面白いなぁぐらいの感想しか持っていませんでした。その後、youtubeなどでクトゥルフ神話TRPGのリプレイ動画を見て、クトゥルフの中身については分からないながらも、何となく雰囲気を面白おかしく味わっていました。

その後、せっかくだからクトゥルフ神話について勉強というか、内容を知ってみようではないかと思い、2019年あたりにクトゥルフ神話TRPG(第6版も2019年末買いました)を購入し、冒頭に掲載されている小説を読んでみたり、インスマスの影(クトゥルー神話傑作選)などを読んでみたりし、クトゥルフの世界観に浸ろうとしていた時期もありました。

が、読み始めて数ページで挫折…!

クトゥルフ神話の小説が好きな人には申し訳ないのですが、ゆとり世代の私には独特の言い回しや、登場する都市や地名、人物の名前がどうも頭に入らず、なかなか読み辛いものでした。おいおい慣れるだろうと思って今したが、その時はついに訪れませんでした。

そんな時、出会ったのが田辺さんの漫画「クトゥルフの呼び声」でした。丁度これがクトゥルフ神話TRPGにもインスマスの影(クトゥルー神話傑作選)にも収録されている内容で、読み進めていくうちに、どんどん引き込まれていく自分がいました。小説で文章で説明されていた部分が細かく描写されているので、文量自体がそう多くなく、まるで映画を見ているような美しい情景に、ダイナミックな構図、意味不明な言葉を発するカルト信者の気持ちの悪さ、そして古のものに対する絶望感、まさにこれこそがクトゥルフ神話の世界観だと思わずにいられませんでした。

この1冊を読んだ後、すぐ私は思いました。

「田辺さんのほかの作品も読みたい」と。

そして、その結果がこれです。

kindleで既刊すべて購入しました(笑)いや、私がkindleで本を買うなんて早々無いことなのです。今まで買ったことあるのは今賀俊先生の「爆球連発!!スーパービーダマン」くらいだったので、自分で驚いています。(これは読みたかったのに物理的にコミックス自体が中々手に入らなかったので仕方なくですが)

田辺剛さんの既刊9冊をあっという間に読み、田辺さんの作品は電子書籍で読むべきだと感じました。その理由の1つが見開きページの多さです。クトゥルフの世界観を表すものの一つに「壮大さ」があると私は思っています。人類の物差しでは測れない、考えも及ばない壮大さです。田辺さんの漫画の中でもその表現が随所に現れます。特に神話生物たちが現れるシーンでは1枚の絵画のごとく、見開きで大胆に描かれることが多くあります。紙媒体で購入した「クトゥルフの呼び声」も例外ではなく、紙媒体が故の見開き中央部の不鮮明さは少し残念に感じました。(少しでもきれいなまま読みたいので大きく開くのもためらわれますし)

また、こういう世界観が故に薄気味悪い暗い表現が多くある点についても電気書籍の方が勝っていると感じました。

画像を見ると一目瞭然化と思いますが、書き込み量がおどろおどろしさを助長させていて、漫画というより一枚の絵画を見ているような見開きページの圧巻さが分かると思います。まだ電子書籍を購入したことが無い人もこの機会にぜひ!

クトゥルフ神話
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