前回のあらすじ
いよいよ始まった「PANDEMIC:クトゥルフの呼び声」。アーカムの鉄道駅からスタートしたスネ夫、静香、そしてジャイアンの3人。それぞれ役割は以下の通り。
- スネ夫→ドライバー(1度の行動で2エリア進める)
- 静香→記者(バスを使った移動が便利になる)
- ジャイアン→医師(通常4回の行動が5回になる)
早速、スネ夫から行動を開始したが、初っ端から「オールド・ワン」の下僕である「ショゴス」と対峙!?そのとき、スネ夫に変化が!?
第2話 正気度ロール(1ターン目 スネ夫)
こ、これがショゴス…!マ、ママ―!!!!
ショゴスとは
ショゴスはオールド・ワンが生み出した生物。玉虫色のドロドロとした見た目でアメーバのように形を変える。そのあまりの恐ろしさにそれを見た人は正気を保つことができないという。そしてそれはスネ夫とて例外ではない。
ショゴスと出会ったスネ夫は正気を保っていられるかどうかを判定する正気度ロールを行います。正気度の初期値は4で、これが0になったとき、狂気に陥ります。
正気度ロールとは
正気度ロールは以下の場合行う必要があります。
- ショゴスと対峙したとき
- 遺物カードを使用したとき
- 「ゲートを使用する」行動の完了後
- 「邪悪の胎動」の第一効果として
また、正気度ロールに使用するダイス「正気度ダイス」は以下のものです。
正気度ダイスのそれぞれの面の効果は次のとおりです。
- 空白【2面】:効果なし
- 妄想(ぐるぐるマーク1つ)【2面】:正気度を1つ減らす
- 精神障害(ぐるぐるマーク2つ)【1面】:正気度を2つ減らす
- 偏執症(邪教の信徒マーク)【1面】:今いるマスに邪教の信徒を2体配置する
それでは、スネ夫の正気度ロールです。
結果は偏執症(邪教の信徒マーク)。スネ夫の今いるマス(ダンウィッチの教会)に邪教の信徒トークン2体が置かれます。ちなみに偏執症(へんしつしょう)は精神障害の一種で、自分が常に隣人から悪く思われていると思ってしまう症状。なお、それ以外にも自分が特殊な人間であると信じるなど、より程度の高い妄想癖みたいなものでしょうか。
ちなみにスネ夫はドラえもん本編でもそんな状況に陥ることは多いイメージです。例えば劇場版「竜の騎士」では現代に居ないはずの恐竜を見つけてノイローゼになったり、「ドラビアンナイト」では砂漠を歩き疲れ、蜃気楼をオアシスと見間違えてしまい、「僕の目はでたらめだから」と卑屈になってしまったり。なので、今回の冒険(探索)で真っ先にそんな症状になるのもある意味お約束の展開でしょう(てきとう)。
もうやだよ!相手はショゴスだよ!?かなうわけないだろ!だからこんな街へ来るのは嫌だったんだ!
スネ夫さん!このままでいいの!?このままショゴス、そしてオールド・ワンに世界が滅ぼされるなんてあまりにみじめじゃない!
…は!…静香ちゃん!そうだった…僕、やるよ!
相手がショゴスと言えど、こっちには「宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」の名コンビがいるのです。スネ夫は行動を3消費して、ショゴスを撃退します。(メカの操縦は得意なので、たぶん車でそのままショゴスに突っ込んだんでしょう)これでスネ夫は4回行動したので行動フェイズは終了です。次にプレイヤーカードを2枚補充をします。
ダンウィッチとキングスポートを引きましたので現在のスネ夫の手札は以下のとおり。
スネ夫の手札:ダダキキイ
そして次に召喚フェイズです。召喚カードを2枚引き、引いたエリアに邪教の信徒を配置します。
ということで、現在の状況はこんな状況。まだ1ターンだと…とりあえずひととおりの説明が終わるまではこんなスピード感です。2ゲーム目以降は加速していきますのでご了承ください。
次回はいよいよ静香ちゃんのターン!
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