皆さん、こんにちは。この記事は一人でも楽しいボードゲーム、「パンデミック:クトゥルフの呼び声」の今さらプレイレビューです。全何回になるかわかりませんが、一人で繰り返し何度も遊べるところがこのゲームのいいところだと思っているので、いろんな探索者たちを組み合わせてご紹介できればと思います。
ただ一点だけ注意事項です。本作は探索者コマのコンポーネントもとても素敵なのですが、色まで塗られているわけではなく、写真に写すと誰が誰かわからないのです。そのため、わかりやすさを優先する都合上、ドラえもんのチョコエッグフィギュアを用いてレビューしていきます。
また、本ゲームの詳しい説明は最初に行いません。長い説明を読んでもらうより、まずは雰囲気を楽しんでもらえればと思います。簡単に勝利条件と敗北条件のみを説明します。
勝利条件
あなたたち探索者の勝利条件は各地区(アーカム・インスマス・ダンウィッチ・キングスポート)にある4つのゲートを封印すること。ゲートの封印方法はプレイヤーカード(手札)のうち、封印したいゲートがある地区の手がかりカードを5枚をゲート上で捨てること。
敗北条件
- クトゥルフが覚醒する。
- 邪教の信徒トークンを配置するべき時に、必要な数の邪教の信徒トークンが残っていない。
- ショゴストークンを配置するべき時に、必要な数のショゴストークンが残っていない。
- プレイヤーカードを引くべき時に、必要な数のカードが残っていない。
- すべてのプレイヤーが狂気状態になった。
これらについても、なんとなくの理解で大丈夫です。それでは、さっそくプレイビューを!
プロローグ:セットアップ
あなたがたプレイヤーは探索者です。あなたがたは、クトゥルフの目覚めを防ぐために、4つのゲートを封印しなくてはなりません。さもなくば、人類の世界は邪教の信徒やショゴスに蹂躙されてしまうでしょう。失敗は狂気の時代を解き放つことを意味します。
メインボードを設置。舞台は架空の地区、アーカム・インスマス・ダンウィッチ・キングスポートの4地区。
召喚カードを引き、邪教の信徒とショゴスの初期配置を決定します。初期配置の場所と配置するトークンは以下のとおり。
- 召喚カードを2枚引き、その場所に邪教の信徒を3体ずつ配置
- 召喚カードを2枚引き、その場所に邪教の信徒を2体ずつ配置
- 召喚カードを2枚引き、その場所に邪教の信徒を1体ずつ配置
- 召喚カードを1枚引き、その場所にショゴスを1体配置
初期配置は以下のとおりとなりました。探索者たちはアーカムの左上に位置する鉄道駅からスタートです。ボード上部には古代の奇怪なる知性の存在「オールド・ワン」が封印されています。「オールド・ワン」の復活を企む人間である邪教の信徒、「オールド・ワン」の下僕であるショゴス。彼らを野ざらしにし続けることは「オールド・ワン」を復活させることを意味します。探索者たちは、邪教の信徒、ショゴスの侵攻を食い止めながら、4つのゲートを封印させなければなりません。
ショゴスの初期位置はダンウィッチの教会。探索者がいる鉄道駅からは2マスしか離れていません。いよいよ、冒険が始まります。
パンデミック:クトゥルフの呼び声 第1話 3人の探索者
今回の探索者は、スネ夫、静香、ジャイアンの3名です。それぞれの役割は次のとおりです。
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まず、僕の役割は「ドライバー」。移動に特化してるよ。僕は車で移動するから、一度に2マス分を進むことができるんだ。
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私は「記者」よ。私もスネ夫さんと同じで移動に特化した役割ね。バス停からの移動が楽になるみたい。
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俺様は「医師」だ!みんなより1回多い5回の行動ができるぜ!…どの辺が医師なんだ?
行動順はスネ夫、静香、ジャイアンの順に行います。3人で探索する場合、初期手札は3枚ずつです。
スネ夫の手札:
静香の手札:
ジャイアンの手札:
プレイヤーカード(手札)は、手がかりカード(アーカム・インスマス・ダンウィッチ・キングスポート)と遺物カードからなります。遺物カードはとても便利なカードですが、使用時に正気度チェック(初期値4)を行います。(詳しくはその時に)
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まずは、僕から行くよ。オールド・ワンの復活は僕が防ぐ!僕はドライバーだから1回の行動でショゴスと対峙できるよね?まずはダンウィッチの教会にいるショゴスに突っ込む!
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こ、これがショゴス…!マ、ママ―!!!!
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スネ夫さん!!
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スネ夫!!
スネ夫がショゴスと対峙する。探索者たちはオールド・ワンの復活を防ぐだけではなく、それに伴い高まっていく狂気による、自分自身の正気度の減少に気を配る必要があります。ショゴスと出会った際、ショゴスのあまりの恐ろしさにスネ夫は正気を保ち続けることができるのか。
次回 正気度ロール
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