せっかくのレンタルサーバー、wordpressだけじゃもったいない。ColorfulBoxでpython3を実行させよう!
本記事では、ColorfulBoxという本サイトでも利用しているレンタルサーバに、Pythonの実行環境をインストールし、実際に起動してみるところまでのやり方を紹介します。
準備するもの
- ColorfulBoxの設定情報(登録方法は今日もダメでした(外部リンク)がくわしいです。)
- FTP(私はFFFTP)
- テキストエディタ(私はAtom)
手順1.cPanelにアクセスしpythonをインストールします
cPanelのアクセス方法はColorfulBox公式の解説をご覧ください。
cPanelにアクセス後、ソフトウェア欄にある「Setup Python App」をクリックします。
すると、下図の画面が開きますので、右上にある「CREATE APPLICATION」をクリックします。
次に、下図を参考に必要箇所3か所を入力していきます。Pythonはバージョン2と3ではプログラムの記述方法が大幅に異なってきますので、特に理由がなければ最新版をインストールしましょう。
作成後、画面中央に「Please note」という部分が表示されます。そのうち、黄色枠で囲んだ部分をコピーしましょう。意味合いとしては、「pythonで書かれたプログラムを起動できるようにする」と「先ほど作成したpythonのプログラムを実行するフォルダへ移動する」、といったものです。コピー後、左上の四角形を押して、cPanelに戻りましょう。
手順2.cPanelにあるTerminalでPythonを実行しましょう
cPanelに戻ったら詳細ゾーンにある「Terminal」をクリックしましょう。
初回起動時は、「Terminalは使い方によってはシステムを破壊しかねないやばいやつだけど良い?」的なメッセージが出ますが、勇気を出してOKを押します。すると以下のとおりのコマンドライン的画面が出てきますので、先ほどコピーした内容を貼り付けて、エンターを押しましょう。エラー表示が出ず、フォルダの移動が確認できたら成功です!
手順3.FFFTPでアップロードしたPythonファイルを実行しましょう
FFFTPの設定方法は公式サイトを参照してください。FFFTPで接続すると以下画面となりますので、先ほど作ったフォルダ「testpython」があるか、確認しダブルクリックでアクセスしましょう。(余談ですが私がFFFTPを初めて使ったのは小学生のときでした。ずっと使われてるんですね。)
その後表示されるフォルダがpythonファイルを実行するフォルダです。試しに簡単なpythonファイルをドラッグ&ドロップでアップロードしてみましょう。今回アップロードしたファイル「poyo.py」の中身は以下のとおりですので、作ってアップロードしてみましょう。
# coding: utf-8
print(“こんにちは”)
アップロード完了後はまた、Terminalに戻り、「python poyo.py」とコマンドラインに入力し実行してください。「こんにちは」と表示されたでしょうか?
ということで、今回はレンタルサーバーColorfulBoxでpython3を実行してみました。せっかくレンタルサーバーを借りているなら、wordpress以外にも使ってみるのはいかがでしょうか。
ちなみにpythonを結構学んだあとなら以下書籍がおすすめです。私にはまだ少し難しいですが、クローラーとスクレイピングに関する実用的な内容がたくさん書いてあります。文法を知らなくても、「おおー」ってなるプログラムがどんどん作れちゃうので、作りながら学べるいい本でした。(まだ50ページしか進んでいない)
コメント